火球日記

日々の火球パトロールのようす。隕石情報など。

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2017年3月8日6時15分の火球

日の出の時間帯に関東から関西、中国地方まで目撃された明るい火球でした。
この時間帯には、SonotaCoネットなど流星観測システムは稼働稼働を終了している地点が多く、詳細な観測が危ぶまれましたが、神奈川県平塚市博物館屋上の流星TVに撮影されたほか、数か所からドライブレコーダーで撮影されていました。
このうち、平塚からは詳細なデータを送っていただき、京都府掛川PA近くから撮影されたものと大阪府箕面市からのドライブレコーダーは撮影地点が特定されたことから、測定が行えました。
また、和歌山市からは火球消滅後の流星痕(隕石雲)が撮影され、撮影者が方位、高度を測って連絡いただきました。
以上の結果からこの火球の概略の経路を求めることができました。
推定される発光点、消滅点、速度等は以下の通りです。

発光点 東経136.06 北緯33.56 高度65㎞ (実際の発光点はさらに東側であるが、空が明るいためTVに写っていない)
消滅点 東経135.59 北緯33.45 高度35㎞
突入角 37° 経路長 50㎞ 対地速度 25km/秒(箕面市の映像から発光時間を2.0秒として)

この火球は隕石になった可能性もありますが、海上に出てしまっていると考えられます。
動画の情報等ご協力いただいた皆様に感謝いたします。

【追加情報】20170310
滋賀県栗東からのドライブレコーダー映像がありました。
消滅点まで写っていましたので図に反映しましたが、消滅点位置はほとんど変化しませんでした。

【追加情報】20170316
三重県津市からのドライブレコーダー映像がありました。
ほぼ全経路が鮮明に写っていました。発光点、消滅点の高度を若干高く修正しましたが、位置はほとんど変わっていません。
最終的な情報は以下の通りです。

発光点 東経136.08 北緯33.57 高度68㎞ (実際の発光点はさらに東側であるが、空が明るいためTVに写っていない)
消滅点 東経135.60 北緯33.45 高度38㎞
突入角 37° 経路長 56㎞ 対地速度 28km/秒(箕面市の映像から発光時間を2.0秒として)

経路図0316
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