火球日記

日々の火球パトロールのようす。隕石情報など。

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2015年2月8日20時35分の火球

この火球は九州から中国四国地方保広い範囲で目撃され、さらに韓国においても広い範囲で目撃されて話題になりました。
FNNニュースhttp://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00286032.html
この火球は日本においても下関市で走行中の車からドライブレコーダーによってほぼ全経路が撮影されています。
https://www.youtube.com/watch?v=bZYvAFEiEs0&feature=gp-n-y&google_comment_id=z12lyb4axkmgdnnfp22gwj0penqdgh1nw
この撮影者とは連絡を取ることができ、撮影場所とドライブレコーダーの機材について情報を得ることができました。
ドライブレコーダーの画角のうち水平が105°であることなどから仮定を多く含んでいるものの、火球の出現点はN30W高度16.5°、消滅点はN57W高度9.5°、傾斜角は13°、継続時間は4.7秒と測定しました。
韓国のドライブレコーダーについては詳細が不明ですが、ソウル中心部から撮影された画像がそれほど低空を飛んだようには見えないことから、ソウルと下関のほぼ中央を飛んだと推定されます。また、いずれの画像と比べても下関からの傾斜角が最も緩く見えることなどから、下関からの視線方向にほぼ直角に飛んだと推定して、次の地図に示すように大邱市上空を北東方向から南西方向に飛んだと推定されます。
さらに、下関からの高度から、発光点は地上97㎞、消滅点は地上55㎞、飛行距離は151㎞になりました。
継続時間は4.7秒ですから、速度は32㎞/秒となり、速度と消滅点高度からは隕石になった可能性は低いと言えます。
なお、実際の軌道がこれよりも南であれば、消滅点高度は低くなりますし、速度は遅くなりますので、隕石の落下の可能性も出てきます。
最後にドライブレコーダーの画像解析にご協力いただいた、撮影者のeurostar100さんに感謝いたします。
20150208火球経路
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コメント


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こんにちは。
掲示板の「[7421] 福岡市大濠公園で目撃」の者です。

1点疑問があります。
私が見た光景は、雲の上で光っており
その光っている範囲がそんなに広くなかったのです。
はじめ、雲の間からほかの飛行機が現れたと思ったほどです。

福岡から見える範囲の雲が、韓国上空の光で照らされた場合、広範囲に光るのではないかと思うのですが。

素人の疑問でした。

| URL | 2015-02-21(Sat)11:38 [編集]


コメントありがとうございます

この火球をご覧になったのですね。
うらやましいの一言です。タイミングが合わないとなかなか見ることができません。
質問に対して答えになるかわかりませんが、この火球が発光していた高度は地面から50~100㎞のほとんど宇宙と言える高さです。雲があるのは高度2000~1万メートルほどですから、十分高いところで地表を照らしたことになります。従って、満月が地上の雲を照らしたのと同じような状態になっていると考えられます。
こんな回答でよかったでしょうか。

火球屋 | URL | 2015-02-22(Sun)17:14 [編集]


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